使わなくなった占い用具はどのように処分をすれば良い?

使わなくなった占い用具はどのように処分をすれば良い?方法と気持ちについてのまとめ

自分自身で占いを行う方も多くなっています。
タロットカードやトランプなどのいわゆるカードを用いた占術は、書籍類も販売されているので入手もしやすいでしょう。
そして、使用頻度や年数経過により「もう古くなったので処分をしたい」「買い換えたい」とのタイミングも来るものです。
では、どのように処分をすればよいのでしょうか。

自治体のルールにのっとって処分を行う

自治体のルールにのっとって処分を行う
カード類であれば「燃えるゴミ」として処分を行います。
石などの場合は「燃えないゴミ」に該当します。
一般的なゴミの処分方法ですから、最も手軽ですぐに行える方法とも言えるでしょう。

一般ゴミと同様の感覚で捨てるのはオススメできない

ゴミ箱や袋にポンと捨てるだけですから、使用をする側としてはとても気楽に片づけられる方法でもあります。
しかし、生活ゴミと同様の感覚で捨ててしまうのはオススメできません。

これまでさまざまなものを読み解きそして時には支えとなってくれた占術用具。
だからこそ、「感謝の気持ち」や「お礼」をしっかりと行ったうえで処分をすることが大切です。

燃えるゴミであれば、半紙や和紙さらにはきれいな紙などに包んで手放すのがオススメ。
燃えないゴミの場合は一度、浄化を行って処分をするのが良い方法です。

生活ゴミと混ざらないようにする

紙などに包むという事からも分かるように、生活ゴミと占術用具か直接触れ合わないようにして下さい。
もちろん、生活ゴミと同様の袋に入れても構わないのですが「ワンクッション」を置いて処分するのが適切な方法なのです。

言葉に出すのも良い方法

手放す際「ありがとうございました」「助けられました」などの感謝の気持ちを声に出しながら処分をするとよりカードにもその気持ちが伝わります。
カードは所有者との意思疎通が図れる存在。
また、これまでの自身の気持ちがこもっているものです。
だからこそ、丁寧な気持ちで向き合うことが大切といえます。

こうして、ゴミとして処分をする際にも気を付けたいポイントはあります。
気軽な方法だからこそ、気持ちは丁寧にいるように心がけて下さい。

保管をする方法

保管をする方法
カード類は特に、使い頃とボロボロになって鑑定がしにくくなってしまいます。
それが手放すタイミング。
しかし、捨てたり処分をするのではなく「保管をする」という方法もあるのです。

処分しようと思えるまで持っておく

もう使えないけれど手放すのは心苦しい。
そんな気持ちになることもあるかもしれません。
それはサインの1つともいえるのです。
「まだ手元に残しておいた方が良い」と読み解くことができます。

ですから、処分しようと思えるタイミングまでは保管をしておいてください。
そして、時期が来たら処分を行いましょう。

保管方法について

保管方法は基本的にはホコリなどが付かない状態で行うのがポイントです。
箱や綺麗な袋に入れて片づけておきましょう。
そして時々で構いませんから、箱を拭いたり袋を洗ったりシワを伸ばしたり「綺麗な状態でキープする」意識を持つこともまた大切です。

片づける際のポイント

もう使わないからと何気なく片づけるのもオススメできません。
保存をするにも「今までの感謝の気持ち」をもって行いましょう。
また、いろいろなものが詰まっている引き出しの中に無理矢理入れるようなことも避けてください。
専用の引き出しを用意するなどがベストではあるものの、難しいケースもあるものです。
そんな時は、引き出しを片づけてカードが保管できる余裕ある空間に入れるようにしましょう。

このように、使わないから処分をするという以外の方法もあります。
ですから、かさばることがなければ「手元に残しておく」ことも良い方法なのです。

自分自身で処分を行う

自分自身で処分を行う
ゴミ袋などに入れて処分をするのではなく「自分自身の手でお別れをする」のがこの方法です。
より丁寧な処分方法ともいえます。

処分方法

どのように処分をするのかというと、一般的には土に埋めたり燃やします。
ただし、これには注意をしておきたいポイントがあります。

土に埋める場合には自身の庭などを使用してください。
水まきをしたりするのであれば、そのタイミングで埋めたはずのカードが出てきてしまう事があります。
これでは適切な処分ができたとは言えません。
出来るだけ深く掘って埋めるように心がけてください。
また、燃やす際には家の中で行っても構わないのですが、火事にはくれぐれも留意しましょう。

許可が必要な場合

庭が無いという方や、外で焼却処分をする場合にも気を付けたいポイントがあります。
ものを燃やす際には事前に許可が必要となることも少なくありません。
また、自分自身の土地以外に埋めるのであれば「土地の所有者」に許可を得る必要があります。

たくさんの悩みや決断の目安そしてアドバイスを導き出してくれた占術用具。
ですから、自分自身の手で処分をするのは良いことです。
ただし、注意すべき点もありますのでこれらを確認したうえで行いましょう。
なお、処分前には必ず浄化を行ってください。

しかるべきところに処分依頼をする

しかるべきところに処分依頼をする
もっともオススメできる処分方法がこれに当ります。
では、「しかるべきところ」はどのような場所なのでしょうか。

神社仏閣

神社仏閣では、年に数回、古くなったお守りやお札などをお焚き上げしてくれます。
正月のお飾りや前年のお守りをこの方法で処分した経験がある方も多いでしょう。

神社仏閣へ行くと「納札所」と書かれた一角がありますので、そこで処分を依頼してください。
なお、原則的にはお金はかかりません。

注意ポイント

お焚き上げとは、神や仏に仕える人が真言などとともに火を使って燃やします。
ですから、燃えるもののみに対応しています。
いし萌えないものに関しては処分が不可となるのて゜゛す。

事前に確認するのがオススメ

もし、燃えるかどうかわからない方や、本当に処分をお願いして良いのか不安だという場合、各神社仏閣に連絡を入れて確認をとると安心です。
また、処分の予定を確認するのもオススメです。

大切なのは気持ち

大切なのは気持ち
占術用具を処分する際に大切な事。
それは方法ではなく「今までの感謝の気持ち」だという事は忘れないようにして下さい。
手順だけを守って適切に処分ができれば良いわけではありません。

「自分を支えてくれてありがとう」
「お世話になりました」
「自分のところに来てくれたことに感謝します」
などの気持ちをもってお別れすることが最も大切な事なのです。

古いから使えないわけではない

「もう古くなったから買い換えなくちゃ」と思う必要はありません。
どんなに古くなった占術用具でも、きちんと浄化と管理を行えば使い続けることは可能です。

ですからもし、古いけれどまだまだ一緒にいたいと思うのであれば、ぜひとも大切に使用してください。
絵が見えなくなったり鑑定に対して不具合が生じるようであれば買い換えるタイミングと考えても良いのです。

このように、処分方法ばかりではなくその中にある気持ちがとても大切。
軽い気持ちで処分をするのではなく、これまで共に過ごしてきたそして支えてくれたことを思い出してお別れをするよう心がけましょう。
また、一部占術用具店では処分を請け負ってくれるところもあるようですから、依頼をするのも安心できる方法です。

このページを書いた人 ライター名:真城 雪花
真城 雪花

私はもともと占いに興味があり、人生に悩みを抱える方々が、少しでも心が軽くなるようなサポートをしたいと思っていました。そのため、自分自身が運営する占いサイトを通じて、多くの方々に占いの力を届けたいと思い、このサイトを立ち上げました。